【日本ハム】宮西尚生が貫禄の1回2K無失点「俺の中では開幕してる」実戦初登板から4戦連続0封

力投する4番手・宮西尚生(カメラ・石田 順平)
力投する4番手・宮西尚生(カメラ・石田 順平)

◆オープン戦 阪神6―0日本ハム(10日・甲子園)

 日本ハムの宮西尚生投手が1回2奪三振無失点のパーフェクト投球を見せた。

 6点ビハインドの7回から4番手で登板。先頭の佐藤輝を外角低めスライダーで三ゴロに打ち取ると、続く代打・原口は内角高めスライダーで空振り三振。7番・井上は130キロ台前半のチェンジアップを駆使して追い込み、最後は低めスライダーで空振り三振に斬った。

 沖縄キャンプでの実戦初登板からこれで4戦連続0封。昨年9月の左肘手術から完全復活を目指す中「3月(1日)から、俺の中ではもう開幕してるんよね。勝ち(試合)で投げたいって思いはあるけど、一日一日、そこで最後の登板になっても悔いが無い、そういう登板を今年は心がけてる」と背番号25。納得のいく日々を過ごし続けていることが好調の要因だと明かした。

 16年目の左腕は、バッテリーを組んだ新加入の伏見についても「ブルペンで一回も捕ってもらったことないし、いきなり実戦で2回目やったけど、全然違和感ない。投げやすいね」と絶賛。直球の球威、新たに改良を加えたチェンジアップの精度にも「ボールの勢いがあるし、日に日に精度も良くなっている」と手応えを口にした。

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