◆千葉県支部春季大会◇中学生の部▽2回戦 京葉ボーイズ9―0千葉幕張ボーイズ=5回コールド=(3月5日・柏市金山柏ボーイズグラウンド)
2017年春、19年春夏の全国王者・京葉ボーイズが千葉幕張ボーイズに完封コールド勝ち。先発・石井から4投手の継投で安打を許さず、打線は主軸が力を発揮した。
1回1死二塁。昨年準優勝したジャイアンツカップ(G杯)でも活躍した3番・関が右中間へ先制二塁打。関は2、3回は2打席連続で犠飛を打ち上げクリーンアップの役割を果たした。関とともにG杯を経験した2番・露﨑も3回1死満塁から右翼へ適時打を放って主将の意地を見せた。身長177センチの投手兼遊撃手・関は「(去年の秋は)チームを引っ張る立場として力不足でした。今年はすべてに『攻める』を意識したい」と背筋を伸ばした。
悔しさバネにしている。昨年9月始動の現チームは、同11月に行われた春季全国大会予選決勝で宿敵・松戸中央ボーイズに競り負け、3季連続で全国大会出場を逃した。関口勝己監督(57)は「去年秋よりチームの状態はいい。打線で露﨑、関は安定しているし、腰を痛めていた我部山が復帰し、足があるので1番で起用したらうまく機能している。投手は成長株の古川が4番手でしっかり投げてくれた」。
打倒松戸中央で夏の千葉王者奪還へ、着々と準備を進めている。
◇京葉ボーイズ登録メンバー ▽2年生 露﨑勝己 石井健雅 西野太惺 立石陽嵩 林悠哉 吉澤悠 関瑛太 新田幹 我部山蓮 團慶太郎 石和田倫太郎 豊岡暖大 上野潤也 加賀谷一 中川陽輝 ▽1年生 古川颯太郎 深野匠馬 日野雄惺 中野遼 亀井明輝