横浜都筑ボーイズ、あと一人で敗戦から逆転サヨナラ勝ち 殊勲打・小沼「頭が真っ白です」

スポーツ報知
逆転サヨナラ打を放った横浜都筑・小沼(右)は笑顔で平林と抱き合う

◆春季神奈川県支部大会(中学生の部)▽準々決勝 横浜都筑ボーイズ10x―9横浜港ボーイズ(3月4日・湘南倉見グラウンド)

 終盤に二転三転した熱戦を横浜都筑ボーイズが制した。土壇場の7回2死満塁から中越えのサヨナラ打を放った小沼瑛太(2年)は「頭の中は真っ白です」とチームメートと抱き合い喜びに浸った。

 主将の奥田兜史(2年)が右ふくらはぎ肉離れで離脱する中、副将の小關エバンス チエメカ(2年)が初回に92メートルの左翼フェンス越えのソロ本塁打。ナイジェリア人の父を持つスラッガーは「公式戦では初めて。でも守備でミスをしてしまったので…」と反省を忘れない。序盤の4点のリードを逆転され、6回に再逆転も7回に再びビハインドに。長澤亮司監督(55)は「残ったメンバーで一生懸命やってくれてうれしいです」と目に涙をためてナインの頑張りをたたえた。11日の準決勝では湘南ボーイズと対戦。小關は「打撃のチームなので打ち勝ちたい」と拳を握った。

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