巨人を応援する財界人の集い「第31回 燦燦(さんさん)会総会」(会長・御手洗冨士夫キヤノン代表取締役会長兼社長CEO)が7日、都内のホテルで行われ、約200人が出席して行われた。
昨年は新型コロナウイルスの感染防止対策を徹底して一部メンバーのみ出席で3年ぶりに開催。今年は1軍メンバー全員が参加してコロナ禍前の形式に戻して行われた。
渡辺恒雄・読売新聞グループ本社代表取締役主筆(96)が車いすに座って登壇。原監督と握手してからあいさつし、チームに常勝V9の再現を期待した。
渡辺主筆は、巨人が9年連続日本一に輝いた65年から73年の読売新聞の発行部数の伸び率が平均5・1%で、日本一を逃した年は同0・1%にとどまったと紹介。新聞発行部数に巨人の勝敗が大きく関わってくるとし、「またかつてのように9連覇、10連覇という記録をつくってくださるよう選手の皆さんにぜひお願いしたい」と力強く原監督ら首脳陣、選手を鼓舞した。
さらに「オープン戦を見ると、楽天から移籍してこられたオコエ瑠偉君、ソフトバンクから移籍してこられた松田宣浩君、投手では育成契約の横川凱君をはじめ、今年は調子がいいと思ってますから。我々の期待に恥じないよう、今年こそ頑張っていただきたい」などと8分間スピーチした。