フィギュアスケートの世界ジュニア選手権(カナダ・カルガリー)で優勝した男子の三浦佳生(オリエンタルバイオ・目黒日大高)が7日、成田空港に帰国。2位に44点差以上をつけ、日本男子6人目の大会王者となり「今まで優勝してきた選手たちを見ても、やっぱりここは登竜門というか、僕も優勝したかったので。しっかり、有言実行できたのはすごい良かった」と喜びを語った。
シニア1年目として迎えた今季が終了。四大陸選手権で史上最年少V、世界ジュニアでも金メダルを獲得し「かなり上出来だった」と自らをたたえた。ご褒美に、「WORLD BASEBALL CLASSIC」(WBC)の準々決勝ラウンドを仲の良い佐藤駿(明大)と観戦予定。「(日本が)勝ち上がると思うので。大谷翔平選手かダルビッシュ有選手が登板するって言われている試合なので、ちょっとすごく自分の中で楽しみ。それもモチベーションになっていた」。またソフトバンクの大ファンでもある三浦は「僕が好きな牧原大成選手と甲斐拓也選手が代表として入っているので、そこも楽しみにしています」と声を弾ませた。
WBCで、来季へのエネルギーをチャージし、「来年のシニアの世界選手権がカナダで行われるので、またカナダに戻ってこれるように、頑張りたいです」と目標を掲げた。4回転ジャンプはループとフリップをプログラムに組み込めるように練習すると言い「元々ループは跳べていた時期があったので、ループを戻して。あとはフリップに少し手応えを感じていた時があったので、また練習再開していければ」と語った。