【社会人野球】 昨春センバツVの大阪桐蔭からSUBARUへ  海老根優大が2安打で鮮烈デビュー

スポーツ報知
2安打で鮮烈デビューを遂げたSUBARUの海老根優大

◇JABA東京大会▽第1日 SUBARU6―4東京ガス(6日・等々力)

 社会人野球のJABA東京大会が開幕。大阪桐蔭の昨春センバツVメンバーでSUBARUに進んだ海老根優大(18)が9番・右翼手で初めての公式戦に先発出場し、2安打を放ってチームの逆転勝利に貢献した。

 東京ガスの先発は、社会人で屈指の技巧派左腕・高橋佑樹(25)。3回の第1打席は、低めの変化球にタイミングを外され空振り三振に倒れたが、6回の2打席目はチェンジアップをライナーで左前へ運んだ。「全ての球がすごく、打つ球がない感じでしたが、粘っていけたので(6球目)、甘いボールをとらえることができました」と海老根。「左投手のチェンジアップは、前田悠伍(今春センバツ出場の大阪桐蔭のエース)を見てきました」と“種明かし”をして周囲を笑わせた。

 2―3の8回表の先頭打者として迎えた第3打席は、2番手の宮谷陽介投手(31)のストレートを右中間へ力強くはじき返し、フェンス直撃の二塁打に。「少し遅れましたが、うまくバットに乗せることが出来ました」と笑顔で振り返った。その後、打線がつながって一挙4得点。見事な逆転勝ちとなった。

 「不器用で技術的に足りない部分が多いので、積極的にやっています」と海老根。冨村優希監督(44)は「高橋君を打ったことで、自信になったのでは。想像を超える活躍で、打席に立つとワクワクする。明日以降、打順を上げることも考えようかな」と絶賛していた。

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