京王閣競輪「第1回高木真備杯名輪会杯」(6R制トーナメント)ガールズ決勝は最終日の5日、第11Rで準決勝を突破した7選手によって争われた。優勝賞金は62万6000円。柳原真緒(25)=福井・114期=が、久米詩と中野咲の逃げ争いを4番手外並走からバックまくり快勝、「初代真備杯」覇者となった。1月岸和田から5連覇、通算47回目の優勝を飾った。2着は藤田まりあが流れ込み、内に包まれた尾方真生が立て直して、3着に入った。柳原の次回出走予定は12日からの福井。バンク内での表彰式にはプレゼンターとして萩野公介さん、高木真備さんが登場。優勝した柳原には、高木さんから賞状と記念品が手渡された。
柳原真緒「真備さんのコレクション枠をもらってから調子はいいです。真備さんの名前がついたカップで1番車。優勝するしかないと思っていましたし、レースがしやすいかと思っていましたが想定外の並び。周回中に考えながら流れを見極められてよかった。女王という名前をしっかり背負って頑張っていきます」