◆オープン戦 阪神2―7オリックス(5日・甲子園)
阪神のカイル・ケラー投手が5回に3番手で登板し、3者連続三振を奪った。ゴンザレス、杉本、森のクリーンアップを仕留め「いいチームの中軸との対戦は楽しみだし、しっかり抑えられて気持ちよかった。フォークも直球も全体的によかった」と笑顔。捕手の梅野と「フォークをどんどん投げよう」と事前に打ち合わせ、「それができてよかった。まだまだよくなる」と納得した。
今季初登板した2月26日の日本ハム戦(名護)で1回3安打3失点。岡田監督はB・ケラー、ビーズリーも含め、助っ人の投げ込み不足と調整遅れを心配していた。「日本の野球をなめたらあかん」と指摘していたが、この日の投球に「よかったんちゃう、低めに」と納得。打ち込まれた翌日にブルペン投球を行っていた姿を振り返り「だから、そうやろ。ケラーだけやったやん、次の日にブルペンに入って。そういうことやろ。(来日)2年目やから、そういう危機感があるいうことやろな。そないして(投げ込んで)な、段々そういう(いい)投球になるいうことやろ」と評価した。