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【侍ジャパン】大勢「納得のいく球があまりなかった」も自己最速タイ159キロにスタンド沸いた

スポーツ報知
9回に5番手で登板、1回無安打と好投した大勢(カメラ・上村 尚平)

◆カーネクスト 侍ジャパンシリーズ2023 日本2―7中日(3日・バンテリンドーム=観衆35833人)

 3月のWBCで2009年の第2回大会以来3大会ぶりの優勝を狙う侍ジャパンは3日、中日と対戦し、2―7で完敗し、栗山監督就任後7戦目で初黒星を喫した。

 浮き上がるような直球が、相手主砲の内角をえぐった。大勢の剛球が、満員となったスタンドを沸かせた。9回から登板すると、先頭・ビシエドへの3球目に自己最速タイの159キロを計測。最後は139キロのフォークで中飛に仕留めると、後続も難なく封じて1回を15球で三者凡退に斬った。12球投げた直球の平均球速は156・8キロと圧倒したが、「球速は出ていたんですが、納得のいく球があまりなかった」と振り返った。

 この日からエンゼルス・大谷が合流。「誰がクローザーするの?」と質問されて「栗林さんです」と答えたというが、昨秋の強化試合から4戦連続の完全投球の結果が示すように、侍守護神の最有力は大勢だ。鍛え上げられた大谷の肉体には「体が違うというか、威圧感がある。(自分は)まだまだだなと改めて思った」。本戦までにはもう1試合の登板を予定。刺激的な日々を過ごしながら、理想の投球へと近づいていく。

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