日本学生野球協会は3日、都内で審査室会議を行い、高校8件、大学1件の不祥事の処分を決めた。
部内で部員のSNSなりすまし行為によるいじめがあった天王寺(大阪)は1月12日から1か月の対外試合禁止。複数部員のパチンコ店への出入りと賭けトランプ行為があった久御山(京都)は、2月23日から1か月、対外試合禁止となった。
市尼崎(兵庫)の外部コーチは20年9月の公式戦前に、選手にサイン盗みを持ちかけたことを不正行為とされ、20年10月1日から6か月の謹慎となった。試合でサイン盗みは行われなかった。同コーチはすでに辞めている。
その他の謹慎処分は下記の通り。
◆小出(新潟)の監督 部内暴力、暴言、不適切発言 1月16日から3か月
◆所沢商(埼玉)の監督 部内暴言と不適切行為 1月6日から3か月
◆長岡向陵(新潟)の元監督 不適切発言 22年10月17日から3か月
◆高松桜井(香川)の監督 パワハラ行為と暴言 22年9月2日から3か月
◆豊南(東京)の監督、コーチ 不適切対応と報告義務違反(監督)2月20日から2か月
部内体罰と暴言、不適切指導(コーチ) 昨年12月26日から6か月
◆鶴見大(神奈川大学野球連盟)の部長 報告遅れ 2月24日から3か月