【オートレース】森且行「本当に少しずつ」復帰へ地元川口で練習参加

　オートレーサーの森且行（４９）＝川口・２５期＝が３日、練習参加のため、地元・川口オートレース場のコースに登場。感触を確かめるように周回を重ねた。

　２１年１月２４日の落車負傷（飯塚）以来、治療とリハビリのため２年以上も実戦から遠ざかっているが、「今回で練習参加も６節目になるのかな。前々回ぐらいまでは最初の２周ぐらいは良くてもその後、ガクッとペースが落ちてしまいました。でも、前回あたりから３周ぐらいまで行けるようになってきたからね（本番レースは６周回）。もう、本当に少しずつだよね」と一歩ずつ、一歩ずつ復調している様子を語った。

　注目される復帰戦については、「う～ん、今節の練習が終わってからまた考えることになるんじゃないかな。って、ずっと最近同じことを言っているよね」と苦笑い。「まだ周回しているうちにだんだんと足がしびれてきて感覚がなくなってしまうんです。だから、後半になってタイムとペースが落ちちゃうんだろうね。でも、何とかする。やるしかないよね」

　２月２７日に最終発表されたＳＧ「第４２回オールスター・オートレース」（４月２５～３０日、飯塚）ファン投票では、全国３位の得票を獲得した森。「オールスターの前に一度は走りたいけれど、どうなるのかなあ。あっ、でも飯塚で落車したので、飯塚で復帰するというのもいいかもね。なるべくなら地元の川口で戻りたいけれどね」と自らの状態と相談しながら、さまざまなプランを思い描いている様子だった。