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【侍ジャパン】岡本和真スタメンアピール 3戦連続安打で打率4割&2戦連続の左翼守備も軽快にこなす

スポーツ報知
2回1死、岡本和が左前にチーム初安打を放つ(カメラ・泉 貫太)

◆カーネクスト 侍ジャパンシリーズ2023 日本2―7中日(3日・バンテリンドーム=観衆35833人)

 侍ジャパンが中日との壮行試合で完敗し、投手陣に不安が残る内容になった。先発のDeNA・今永昇太投手(29)は3回1失点、7奪三振と好投したが、2番手の巨人・戸郷翔征投手(22)は一発を含む3回4安打2失点。3番手の楽天・松井裕も制球を乱し1回持たず降板した。WBC使用球への対応は世界一奪回への最大の“敵”となりそうだ。

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 左翼で先発した巨人・岡本和真内野手(26)が対外試合3試合連続安打と、好調をアピールした。

 食らいついた。外角低めに沈んでいく変化球を岡本和が巧みにはじき返した。両チーム無得点の2回1死。2―2と追い込まれながら、中日先発・小笠原のカーブを左前へ運んだ。昨季8打数4安打の打率5割、1本塁打と得意にした左腕から快音を響かせ、WBCへ向けた壮行試合では3試合連続安打をマークし、打率は4割。「(大会までに)実戦が少ないので、しっかりと一打席一打席を大事にしたい」との意気込み通り、結果を残した。

 過去2試合は7番、3番を任され、この日は5番に入った。打順にかかわらず「その場で与えられた役割をしっかりこなせるように準備をしたい」としていたように、1点を追う4回無死一、三塁では同点に追いつく三ゴロを放ち、最低限の役割を果たした。2戦連続となった左翼守備でも軽快な動きを披露。目前に迫ったWBCへ着々と状態を上げていく。

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