◇オープン戦▽上武大8―6東洋大(2日・上武大グラウンド)
今秋ドラフト上位候補に挙がる上武大・進藤勇也捕手(新4年=筑陽学園)が東洋大とのオープン戦に4番で先発出場し、3安打2打点の活躍を見せた。
東洋大の先発は、最速155キロ左腕の細野晴希投手(新4年=東亜学園)。初回の第1打席は、インコースの直球にバットを折られ鈍い三塁ゴロに倒れたが、3回2死二塁での第2打席では初球のツーシームをたたいて三遊間を破るタイムリーを記録した。「スコアリングポジションに走者がいるので、投手は早くカウントを作りたい。ファーストストライクを狙っていきました」と進藤。捕手らしい読みを駆使しての一打だった。
守りはもちろん、打撃面で高い評価を受けている捕手。「パワーアップして、もっと魅力のあるバッティングが出来るようにしたい」と成長を誓っていた。