「相棒21」最終回スペシャルに「神戸尊」及川光博が登場「胸が熱くなりました」…初代と2代目相棒が初対面

「相棒season21」で同時にクランクアップを迎え、笑顔を見せる(左から)寺脇康文、水谷豊、及川光博(C)テレビ朝日
「相棒season21」で同時にクランクアップを迎え、笑顔を見せる(左から)寺脇康文、水谷豊、及川光博(C)テレビ朝日

 俳優・水谷豊が演じる杉下右京と俳優・寺脇康文が演じる初代相棒・亀山薫が再びタッグを組み、今シーズン新たな伝説への扉を開けたテレビ朝日系「相棒」(水曜・午後9時)。今年1月25日の放送で400回を突破。まさに国民的ドラマとなった「相棒」21シーズンを締めくくる最終回スペシャル「13」前編が8日、放送される。

 その最終回に、右京の2代目相棒の「神戸尊」を演じる及川光博が登場することが1日、分かった。「相棒season17」の元日スペシャル「ディーバ」(2019年1月1日放送)以来、約4年ぶりの登場となる神戸は特命係を去り、警察庁に復帰した後も右京とは連絡をとり続けており、しばしば事件解決にも協力してきた。元日スペシャル『ディーバ』では、右京からの電話1本で駆けつけ、当時の相棒・冠城亘(反町隆史)のピンチを救うという活躍を見せた。

 今回の最終回スペシャルで起こる、小野田公顕・元警察庁長官官房室長(通称・官房長)の遺骨盗難事件。極秘裏に捜査を進めていた右京の前に現れた神戸にはある目的が…?

 これまでに、冠城亘だけでなく3代目相棒の甲斐享(成宮寛貴)とも顔を合わせているものの、初代相棒である亀山薫とだけは対面したことがなかった神戸。実は「亀山薫とはどんな人物なのか、会ってみたかった」という思惑が…。果たして初代相棒と2代目相棒”は、どんな出会いを果たすことになるのか―。

 ファンも待ち望んだ奇跡の邂逅(かいこう)がついに実現。及川自身も「胸が熱くなりました」と振り返る、杉下&亀山と神戸“共演”に注目が集まる。

「相棒season21」で共演を果たした初代相棒・寺脇康文(左)と2代目相棒・及川光博(C)テレビ朝日
「相棒season21」で共演を果たした初代相棒・寺脇康文(左)と2代目相棒・及川光博(C)テレビ朝日

 そして、最終回スペシャルを前に「相棒season21」もクランクアップ。今回は水谷、寺脇に加え、及川も同時にクランクアップを迎え、杉下右京と“2人の相棒”がそろい踏みする、という激レアな撮了となった。

 オールアップの声がかかり、水谷から労いのハグを受けた及川は「まるで半年(『相棒』を)やってきたみたいですみません(笑)」と照れ笑い。続いて寺脇、水谷も順にオールアップを迎え、固く握手とハグを交わしながら、お互いの健闘を称え合った。

 「初代・亀山先輩と共演できる日が来るとは思ってもいなかったので、胸がいっぱいでした」と感慨深く撮影を振り返った及川。そして“新旧の相棒”とともに撮影を終えた水谷は「特命係に部下が2人いるなんて」と、こちらも感慨深げ。「本当にいい時間を過ごさせてもらいました」と、寺脇、及川に感謝していた。

 ◆及川光博(神戸尊 役)コメント

 「久しぶりの『相棒』出演でしたが、程よいプレッシャーを感じながらも楽しく演じることができました。僕にとってもお久しぶりの“神戸くん”でしたが、役作りには不安はありませんでしたね、ちょくちょく再放送を見ていたので(笑)! 初代“相棒”・亀山薫さんとの共演に胸が熱くなりました! 水谷豊さんも寺脇康文さんも笑顔で迎えてくださって、とてもうれしかったです。水谷さんとハグをして、その勢いで寺脇さんともガシッとハグ! 初共演なのに(笑)。寺脇さんはやはり気さくで寛大な方でした。三者三様、特命係での個性のぶつかり合いは必見です」

 ◆最終回スペシャル「13(前篇)」あらすじ

 “13”を名乗る犯人から、「日本を再生不能にした戦犯を処刑する」というメッセージが、全国各地の“被害者”宅に一斉に届けられる事案が発生。13が言う“戦犯”とは、いずれも故人のことで、“処刑”は遺骨を叩き潰すこと。被害者は遺骨を盗まれた遺族だった。

 遺骨の盗難は、去年から断続的に起こっていたが、警視庁は事件の全容が不明瞭であるという理由から隠蔽。その理由には、元警察庁長官官房室長(通称・官房長)・小野田公顕(岸部一徳)の遺骨が含まれていることも起因していた。

 一連の経緯をふまえ、杉下右京(水谷豊)は小野田と因縁深い米沢守(六角精児)に協力を要請。さらに、神戸尊(及川光博)が突然、特命係の右京と亀山薫(寺脇康文)のもとにやってくる事態に。いっぽう、私塾「ながとろ河童塾」塾長の葛葉宰三(渡辺いっけい)は、被害者遺族の真野正義(柴崎楓雅)ら塾生たちと、ある行動を起こしていた。

 犯人の目的も、正体も分からず、手掛かりがまったく掴めないまま、連鎖する新たな事件。そして、予測不能の罠…。小野田の“遺骨盗難”という前代未聞の事態の先に待ち受けていたのは、あまりにも意外過ぎる真実だった!!

「相棒season21」で同時にクランクアップを迎え、笑顔を見せる(左から)寺脇康文、水谷豊、及川光博(C)テレビ朝日
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