王将戦第5局1日目は藤井聡太王将、羽生善治九段とも2時間ずつの大長考合戦! 羽生が48手目を封じる

1日目を終え、頭を下げ合う藤井聡太王将(右)、羽生善治九段(写真提供・日本将棋連盟)
1日目を終え、頭を下げ合う藤井聡太王将(右)、羽生善治九段(写真提供・日本将棋連盟)

 将棋の藤井聡太王将=竜王、王位、叡王、棋聖=に羽生善治九段が挑んでいる第72期王将戦七番勝負第5局は25日、島根県大田市の「さんべ荘」で2日制の1日目を終えた。午後6時を迎えて、後手の羽生が48手目を封じた。

 令和と平成の天才がタイトル戦で初めて激突したシリーズは、すべて先手番が制して2勝2敗のタイスコア。どちらかが王手をかける一局となった。

 持ち時間は各8時間だが、藤井が2時間を費やして狙われた桂を跳ねると、羽生は読み筋ではなかったのか、藤井を上回る2時間21分の大長考で返した。この日は羽生が王手をかけられて、どう処理するかの局面で封じ手に。形勢はほぼ互角とみられる。

 26日の2日目に指し継がれるが、藤井は残り4時間45分、羽生は残り3時間36分と約1時間の差が開いている。

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