島根県大田市の「さんべ荘」で25日に1日目が指されている将棋・第72期王将戦七番勝負第5局は午後0時30分から昼食休憩に入った。同1時30分に再開される。
勝負めしに藤井聡太王将=竜王、王位、叡王、棋聖=は「大田の大あなご重」を注文。地元産の肉厚な天然穴子をふっくら焼き、甘辛い特製ダレをかけた、ボリューム満点のランチだ。
挑戦者・羽生善治九段は「そば三昧(ざんまい)」をオーダー。三瓶山麓で栽培されている香り高いそばが5皿。天ぷらとセットで食した。
対局は昼食までに40手まで進み、先手・藤井が50分考慮中。形勢は互角。午後6時過ぎに手番が次の手を封じて、翌26日の2日目に指し継がれる。