楽天・内星龍投手(20)が24日、初の開幕1軍入りへの決意を語った。履正社高から20年ドラフト6位で入団し勝負の3年目を迎える右腕は「実績はないですけど、関係ないと思ってやっている。周りはすごい人たちがいっぱいいますけど、小山コーチからは『結果を出せばいい世界』と話していただいた。そこは遠慮せずにやっていきたい」と下位指名からの“下克上”を宣言した。
ここまで実戦4試合に登板し4回1/3を投げ3失点。防御率は6・23だが、他球団のスコアラーは「いい球を投げている」と評価。小山投手コーチも「順調に成長していますし、体も大きくなっている。実績は全くないですけど、大いにチャンスはあるので頑張ってもらいたい」と期待を寄せた。
今後は3月初旬の札幌、静岡遠征でライバルである先輩たちとの競争に挑むことになりそうだ。「(中継ぎは)現時点でやりたいというか、自分に合っている。今のポジションで結果を出せるように集中していきたい」。昇り龍のごとく1軍まで突き進む。(長井 毅)