【巨人】二岡智宏2軍監督の眼、中山礼都の持ち味「コンタクト率の高さ」出ていた

スポーツ報知
25日から1軍に合流するため、那覇空港に到着した中山礼都(左)と岡田悠希(カメラ・相川 和寛)

 巨人・二岡智宏2軍監督(46)がファームの現状を伝えるコラム「二岡の眼」。今回は春季キャンプの第3、4クールを振り返った。

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 対外試合を2試合行い、選手たちは何とかアピールして1軍に上がりたいという気持ちを前面に出してプレーしていました。自主トレやキャンプで取り組んできたことを全選手が表現できたわけではないですが、全体練習後も自ら残って、課題克服のために練習をするなど、危機感をより持ってやってくれています。

 昨年1軍を経験した3年目の中山は、12日の紅白戦で戸郷からホームランを打ち、その後も継続して結果を残していました。コンタクト率の高さが持ち味で、厳しい球はファウルで粘り、甘い球を確実に捉えることができています。22日のオリックス2軍戦の第1打席では、追い込まれてからファウルで4球粘って左前安打。良さが出ていました。

 浅野は対外試合デビューをしました。今は本人の感覚を一番大事にしてプレーさせています。まだまだやるべきこともあるので、実戦を通して経験を積んでほしいです。

 キャンプは残り少ないですが、シーズンに向けて仕上げるというよりは一日一日をしっかり積み上げていくだけだと考えています。選手の成長を促して、1軍に送り出していきたいです。

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