巨人2軍の宮崎キャンプは20日、第4クール初日。ブルペンではプロ入り5年目の直江大輔投手が投げ込んでいました。キャンプ途中から久保巡回コーチにフォームの指摘を受け、マンツーマン指導を受けてきましたが、ここにきて、凄い直球を放っています。左足を右足へ一気に上げる新フォームでリリースも安定。体重の乗った真っすぐに用松ブルペン捕手は「強いし、重くなった」と絶賛します。明らかにボールの質が変わった直江投手が、ここから先発ローテーション争いへ勝負をかけます。
原辰徳監督はこれまでに、戸郷投手、菅野投手に新外国人のビーディ投手、グリフィン投手の4枚をローテ候補として明言。残り2枠を巡り、この日は山崎伊織投手も全96球の投げ込みで態勢が整ったことを強調しました。1軍経験のある2人が1軍のキャンプ地・沖縄行きをかけて、ここからペースを上げます。
フリー打撃では浅野翔吾選手が目立ちました。全6発のさく越えを見せ、3連発も披露。外野で守る先輩選手たちも「いいぞ浅野~」と声を掛けます。活気にあふれたひむかスタジアム。ここから何人が開幕1軍をつかむのか。目が離せません。