元SMAPでオートレーサーの森且行(49)=川口・25期=が19日放送のTBS系「情熱大陸」(日曜・午後11時)に出演。大ケガからの完全復活を誓った。
放送日が49歳の誕生日だった森は2021年1月24日、飯塚オートでの落車事故で骨盤などを負傷。それ以降、2月15日からの川口オートでの実戦復帰を目指し、治療とリハビリをこなす日々を送ってきた。
1996年、22歳でSMAPを脱退。「芸能界、戻れ!」や「おまえじゃ無理だ」のヤジも飛んだという。
同番組では、事故から7か月後の21年9月から森に密着。右足の小指には感覚が無く、痺れた状態。左足は親指が麻痺。「右のお尻もツネっても全く分からない。50%くらい、下半身の感覚がないところがあります」と明かした森。
「オートレースがただ単に好きだからしかない。好きなんですねやっぱり。だから、迷惑をかけてでも、こっちの世界に来たんで、そう簡単には諦めるわけにはいかない」ときっぱり。
ヘルメットについた5つの星を「これは中居(正広)君、これは木村(拓哉)君、これは(稲垣)吾郎ちゃん、これはつよぽん(草ナギ剛)、これは(香取)慎吾ちゃん。5人のカラーを入れて…」と一つずつ説明した森。「やっぱり、諦めかけそうになった時とか、この色を見ていると、一人ひとりがすごく頑張ってるじゃないですか? その姿を見ていると、自分がやっぱり、妥協しないで頑張っていかなくちゃいけないんじゃないかなと分かるっていうか」と明かした。
森は昨年12月28日、SG「スーパースター王座決定戦」を開催中の川口オートレース場の場内イベントホールに登場。集まったファンの前でトークショーを行った際、「この前の練習参加(19~22日、川口)では復帰に向けてスピードを出して乗ったので、本当にきつかったです。骨折した左足の可動域がないので、もう大変でした。体重も3キロ落ちてしまいました」と報告。
「2月15日に復帰したいと言っていましたが、もしかしたら延ばすかもしれません。復帰するだけでなく、勝てる自信がついてから復帰したいですね。もう2年近く休んでいるので、焦らず、納得がいったら出たいです」と、カムバックを約束していた。