昨年天皇杯王者J2甲府は黒星発進…MF武富孝介が同点ヘッドも追いつけず

スポーツ報知
甲府は後半25分、MF武富(8番)のヘッドで同点に追いつく

◆明治安田生命J2リーグ第1節 山形2―1甲府(18日、JITリサイクルインクスタジアム)

 昨年の天皇杯王者、J2ヴァンフォーレ甲府は、山形に1―2で敗れた。前半9分、左サイドが裏を取られて失点。後半25分にはCKのチャンスをMF武富孝介(32)がヘディングで押し込み追いついたが、同32分にPKを決められた。

 7年ぶりの開幕戦白星は飾れず。声出し応援が認められたホームスタジアムで、甲府サポーターによるチャントに後押しされたが、期待に応えられなかった。DF須貝英大主将(24)は「この雰囲気の中で勝たなくてはいけなかった。非常にもったいない試合」と唇をかんだ。

 DFの裏を取られて与えた先制点は、11日の富士フィルム・スーパー杯の横浜FM戦での失点に似た形だった。篠田善之監督(51)は「同じような問題が起きてしまったのは反省点。人に食いつくタイミング、パスを受け渡すタイミングがバラバラだった」と敗因を分析。「左サイドだけでなく(全体的に)少し腰が引けていたかな」と主導権を握られた一戦を振り返った。

 武富の同点弾以外にも、得点するチャンスはあった。MF鳥海芳樹(24)は前半35分にペナルティーエリア中央から左足でシュートを放ったが、枠を捉えられなかった。「自分のところで決めていれば、楽に試合が運べた。少ないチャンスで決めきることも必要」と悔やんだ。

 ホームで迎える次節・徳島戦(25日)での連敗だけは避けたいところ。篠田監督は「下を向いている暇はない」と表情を引き締めた。(甲斐 毅彦)

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