藤井聡太五冠、史上最年少六冠王手なるか 棋王戦第2局は渡辺明棋王の先手で角換わりへ

スポーツ報知
石川県金沢市の「北國新聞会館」で第48棋王戦五番勝負第2局を指す渡辺明棋王(左)と藤井聡太五冠(写真提供・日本将棋連盟)

 渡辺明棋王=名人=に藤井聡太五冠=竜王、王位、叡王、王将、棋聖=が挑戦している第48期棋王戦五番勝負第2局が18日午前9時、石川県金沢市の「北國新聞会館」で始まった。

 先手は渡辺で、互いに飛車先の歩を突いてから角換わりへ。開始30分で35手まで進んだ。

 開幕局(5日、長野)を制して、羽生善治九段が24歳2か月で達成して以来、史上2人目で最年少の六冠達成へ一気に王手をかけたい藤井は、前日に「五番勝負だと中盤に近いと思うので、しっかり集中して良い内容にできるよう頑張りたい」と話した。

 一方、11期目を目指す永世棋王の渡辺は「1局目はあまりいいところがなかった。自分自身にチャレンジするような感じで、どこまでやれるか」と反撃を期した。

 持ち時間は各4時間。昼食休憩を挟んで、夜には決着する見込み。

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