歌手の広瀬香美、お笑い芸人・こがけん、3人組ボーイズグループ「パワーパフボーイズ」が16日、都内で映画「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」(ダニエルズ監督、3月3日公開)のプレミアムトークイベントを行った。
いっぱいいっぱいの日々を送る主人公・エヴリンの前に、突如として「別の宇宙(ユニバース)から来た」という夫のウェイモンドが登場。マルチバース(並行世界)に飛び込んだエヴリンは、カンフーマスターばりの身体能力を手に入れて覚醒し、全人類の命運をかけた戦いに身を投じる―という物語。全世界興行収入1億ドル(約134億円)を突破し、日本時間3月13日に発表される米アカデミー賞作品賞の最有力候補の一つで、最多10部門11ノミネートされている。
映画マニアのこがけんは、「マルチバースってどういうことだと。理解できないと思ったら、そんなことともない。描き方が上手。人の心は複雑でカオス。親和性のある作品です。こんなに感情が巡った作品はない。たくさんの映画のオマージュも詰まっている。映画愛が詰まっている。米アカデミーで10部門11ノミネート。大快挙なんです。アジア人がたくさんノミネートされてね」と大興奮だった。
イベントでは、広瀬はパワーパフボーイズと共に日本版主題歌「プレミアムワールド」を披露。自身の顔がデザインされた不気味な巨大アクセサリーをしながら熱唱し、「踊ることも初で、チャレンジングです。しかもこのネックレスもすごいでしょ? 顔が2つもチャレンジング。カオスを広げていこうと思ってます」と会場を盛り上げた。