中大が大学男子の部優勝 浦田春生前監督の息子、優斗が1区区間賞…八王子駅伝

八王子夢街道駅伝1区で大学の部トップでタスキリレーする中大の浦田優斗(左、右は吉中祐太)
八王子夢街道駅伝1区で大学の部トップでタスキリレーする中大の浦田優斗(左、右は吉中祐太)

◆陸上 全関東八王子夢街道駅伝競走大会(12日、八王子駅北口~横山町交差点付近=4区間計20・5キロ)

 第99回箱根駅伝で2位の中大が、大学男子の部に出場し、58分58秒で優勝した。練習の一環としての出場だったが1区(5・2キロ)で浦田優斗(2年)は「出るからには勝ちたいと思っていた。かなり調子は上がってきていた」と区間賞の快走を見せた。

 浦田は1992年バルセロナ五輪トラック長距離代表で、2008年~2016年まで中大の駅伝監督だった春生さんを父に持つ。春生さんは、多くを語らないと言うが「僕が聞いたらアドバイスをしてくれます。『目先のレースにとらわれず、長い目で見て練習を続けていけば強くなるから』と言われたことを覚えています」と競技をする上での、確かな助言をもらっている。

 今年の箱根駅伝で中大は、2001年大会で3位になってから22年ぶりの表彰台。浦田は仲間の快走を目の当たりにし「もちろん刺激になる。優勝を目指すチームで、僕もその結果に貢献したいという思いが芽生えた」と力を込める。「自分は距離が課題。ハーフマラソンを走りきれる力をしっかりつけて、来年箱根に出走することを目標に頑張りたい」と意気込んだ。

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