日本ハムのアリスメンディ・アルカンタラ内野手が10日、休日を返上し屋内練習場で約1時間半、バッティングを中心に汗を流した。
本来はスイッチヒッターだが、新庄監督のすすめもあり、今キャンプでは左に専念。実戦で相手が左投手の場合でも左打席に入っている。「左対左は今までになく新しいことだけど、自分の感覚の中では悪いとは思っていない。どんどん向上できるように頑張っている」と前向きに話した。
この日は、ドラフト3位の加藤豪と一緒に練習。「加藤選手も左打者なので、同じ左としてどのような努力をすればいいか聞いた。左対左は対角線上に来るので、引きつけて逆方向に打つのがポイントだと教わりました」とうなずいた。
ここまで実戦3試合で7打席に立ち、安打は右投手からの1本だけ。6打数1安打1四球と結果は出ていないが、この日は「打撃のリズム、ボールコンタクトの位置を確認した」と振り返り、自信をのぞかせていた。