永野芽郁、吉永小百合&大泉洋と初共演…「緊張しすぎて震えた」 山田洋次監督作品で家族に

スポーツ報知
山田洋次監督の新作映画「こんにちは、母さん」で吉永小百合、大泉洋と初共演する永野芽郁

 女優の永野芽郁(23)が、山田洋次監督の新作映画「こんにちは、母さん」(9月1日公開)で女優・吉永小百合(77)、俳優・大泉洋(49)と初共演することが9日、分かった。

 永野は、山田監督の前作「キネマの神様」(21年)で主人公の妻の若いころを好演。この時期より主演作が相次ぎ、女優としてステップアップした。映画、ドラマに勢いに乗る中、再び巨匠の作品に参加することになった。

 内容も山田監督らしい家族の物語。離婚問題などで悩みを抱える大会社の人事部長(大泉)が久々に帰省する。ところが、母(吉永)のいつもと違う様子に気づく。母はおしゃれになり恋愛の気配が漂う。永野はこの家族の一員として2人に寄り添い、ぶつかりながら、自分の将来を考える学生を演じる。

 撮影はすでに終了。永野は初顔合わせの共演者とも堂々と渡り合い、存在感を発揮している。

 永野は「山田組に再び参加できること、吉永小百合さん、大泉洋さんと家族になれること、とても光栄に思います」といい、「キャストの皆さんそろっての顔合わせの日は緊張しすぎて震えが止まりませんでした」と、若手女優の筆頭格ながら多少の重圧があったことを明かす。そして「監督のご指導に応えられるよう、先輩方についていけるよう必死に日々を過ごしました。私自身も完成が楽しみです」とコメントからは手応えもうかがわせる。

 現在91歳で、長年にわたり数々の大物映画女優を撮ってきた山田監督。「キネマの神様」の時から、スターにふさわしい華やかな美ぼうを持つ永野の細やかで柔軟な芝居を高く評価していた。これらの背景が、今回の配役にもつながっている。

芸能

個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請 報知新聞150周年
×