J2清水エスパルスは8日、三保で開幕戦(18日、対水戸、アイスタ)に向け、調整した。
チームはベースの4バックに加え、キャンプ中に3バックも導入している。DF山原怜音は、これまでのサイドバックより高い位置を取ることになるが、「筑波大でもやってきた。(危険なエリアに)進入していく、自分の特徴を出せる」と歓迎する。今季はリーグの42試合に加え、天皇杯やルヴァン杯もある。「戦い方の選択肢を増やすのは大事」と前向きだった。
3バックは、W杯カタール大会で日本代表も採用した布陣だ。GK権田修一(33)は好セーブを連発し日本代表を決勝トーナメントへ導いた。守護神は「日本代表とチームは特徴が違う。代表でやっているから同じやり方でうまくいくかと言ったらそうじゃないと思う。(日本代表の経験とは)分けてやらないといけない」と、話していた。