駒大・新主将の鈴木芽吹、箱根駅伝で「もう1回、3冠を取りたい」 強化合宿で渡米

米国・アルバカーキ合宿へ出発した駒大の(左から)篠原倖太朗、鈴木芽吹、田沢廉、大八木弘明監督、高林祐介コーチ
米国・アルバカーキ合宿へ出発した駒大の(左から)篠原倖太朗、鈴木芽吹、田沢廉、大八木弘明監督、高林祐介コーチ

 1月の第99回箱根駅伝で大学駅伝3冠を達成した駒大の大八木弘明監督、田沢廉(4年)、鈴木芽吹(3年)、篠原倖太朗(2年)が8日、米国・アルバカーキでの強化合宿のため、渡米。4月以降、総監督に就任する大八木監督の“エース英才教育塾”の合宿がスタートした。

 今年の箱根駅伝で4区3位の快走を見せ、新主将に就任した鈴木は「体の状態は結構良い。田沢さんと篠原はすごいレベルの高い選手なので切磋琢磨(せっさたくま)して、僕の目指すところを上げていきたい」と合宿への意気込みを語った。

 主将としての自覚は着実に芽生えつつあり、「今までは故障も多くて自分のことでいっぱいいっぱいになっていましたが、今は走れていますしチームのことを考えながらやれていると思います」。大八木監督も「引っ張っていく立場になるというのも、成長の一つ。人間的に成長するにはリーダーシップも取っていかないといけない。頑張って欲しい」と期待を込めた。

 まずは3月12日の日本学生ハーフマラソンで「しっかり優勝したい」と背中で見せていくつもり。2年連続大学駅伝3冠も見据え「ラスト1年というのもありますし、駅伝はすごい大切にしています。もう1回、3冠を取りたいと思っています」と力強く語った。

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