横浜FM復帰のGK白坂楓馬、し烈なGK争いへ「選手としてはチャンス」…11日・スーパー杯甲府戦

横浜FMのGK白坂楓馬
横浜FMのGK白坂楓馬

 横浜FMは7日、神奈川・横須賀市内でトレーニングを行った。11日には富士フイルムスーパー杯でJ2甲府と対戦(国立)。今季J3鹿児島から復帰したGK白坂楓馬は、横浜FMでの初の公式戦へ「しっかりとしたメンタリティーで戦っていきたい」と意気込んだ。昨季正GKとしてチームを支えた高丘陽平が米MLSバンクーバー・ホワイトキャップスへの移籍が決定的となり、4日にチームを離脱。「選手としてはチャンス。全力を尽くす」とピッチに立つことを目指す。

 神奈川で生まれ、ジュニアユース時代を横浜FM下部組織で過ごした白坂にとって、思い入れのあるクラブへの帰還。白坂は来たるシーズンを見据え、「ここに来た時からピッチに立つイメージは持ってるし、持たずに練習はやれない。チームを勝たせるイメージは持っている」と言い切った。「昨シーズンあれだけの実績を残した。もう少し一緒にプレーして学びたいこともあった」と高丘の離脱を受けた心境も明かしたが、視線はポジション争いへと向いている。

 すべてが新鮮だ。「マリノスのサッカーは攻めている時のコーチングもすごく大事。守るだけじゃない。そこはもう少し意識していきたいかな。できるだけ早く対応していきたい。細かなつなぎはストレスなくやれているし、シュートストップもシゲさん(松永GKコーチ)やテツさん(榎本GKアシスタントコーチ)から細かく指導をいただいているので、最初届かなかったものがだんだんと触れるようにもなってきている」。ライバルであり切磋琢磨する存在でもあるGKオビパウエルオビンナ、GK田川知樹らとトレーニングを重ね、少しずつ適応を深めてきた。

 攻撃の起点となるポジションとして、ビルドアップへの関与は必須。ただ、プレーを見た限り、臆することなく大胆なパスをつけるシーンも多い。それでも白坂自身にとって、想定はしていなかった新境地のようだ。「今まではつけてなかったようなパスも、フィールドの選手が入ってきてくれて。このタイミングでつけて大丈夫? みたいなところもあったけど、フィールドの味方の選手に本当に助けられている。自分のところからミスになる恐怖もあるけど、そこに入ってくれるんだ! みたいな面白さもある。技術をしっかり磨いていきたい」と充実感をにじませた。

 立命館大を卒業後、ホンダFC、鹿児島と在籍。これまでカップ戦でJ1への”下克上”を狙う立場だったが、優勝クラブの一員としての自覚も徐々に芽生え始めた。「ここまで大きなカップ戦は初めて。そこの責任感や緊張は感じるけど、どんな立場でもチームに貢献する準備はできている」と初のタイトル獲得へ、気合を込めた。

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