高丘陽平が移籍決定的の横浜FM、11日・甲府戦へ3人のGK争いにマスカット監督「数日間で判断」

スポーツ報知
横浜FMのマスカット監督

 横浜FMは7日、神奈川・横須賀市内で約1時間半、トレーニングを行った。11日にはJ2甲府と富士フイルムスーパー杯(国立)で対戦。注目の一つとされるのが、GKの座を誰が射止めるかだ。

 優勝した昨季、全試合に出場してベストイレブンに輝いたGK高丘陽平が、米MLSバンクーバー・ホワイトキャップスへの移籍が決定的。交渉のため、4日にチームを離れた。この日取材に応じたマスカット監督は「このタイミングは残念」と本音を明かした。現時点では、GKオビパウエルオビンナ(25)、J3鹿児島から復帰のGK白坂楓馬(26)、高卒3年目GK田川知樹(20)が争う形となる。

 「もっと早く(移籍が)わかっていれば3人をもう少し試合で見たかった」と指揮官が語る通り、宮崎キャンプでの練習試合には高丘も出場。高丘の昨季の貢献度は疑いようがなく、特殊なポジションでもあることからも一つの試練を迎えているが、監督は決して下を向かずGKグループを信じている。「自分たちは前を向いてやらないといけない状況。新加入したGK(白坂)もいるし、前からオビもいる。田川もこの1年ですごく成長した」。競争については横一線だと強調。非公表で行われた直近の練習試合でも、3人に一定のプレー時間が与えられたとされる。「(甲府戦までの)数日間で判断して決めたい。この数日間はチャレンジ。日々の練習に集中していきたい」と話した。

 3人それぞれ、アピールに燃えている。「一つでも多くの勝利を自分がチームに届けたい」と意気込むオビは、21年、開幕スタメンの座こそつかんだものの、その後はポジションを譲った。「一度つかんだからと言って安泰になるわけではない。1試合1試合が勝負なので、誰が出ても一喜一憂せず毎試合奪いにいくつもりでグループとして底上げしていけたら」と語る。昨季はリーグ優勝の喜びも味わったが、「それ以上に悔しかった」。得意のシュートストップに加え、横浜FMのGKに求められるビルドアップにも挑む。

 1、2年目は出場機会こそなかったプロ3年目の田川も、着実にたくましくなった。昨シーズンも、スタッフが引き上げた後ですら一人ピッチに残り、自主練習に励む姿があった。ここまで順調にコンディションを上げている。「いつ出てもパッと力が出せるように、自分なりに2年間少しずつ成長してきたつもり。今まで積み上げてきたものを、学んだものをもっと伸ばして自分のプレーを評価してもらいたい」と言葉に力を込めた。

サッカー

個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請 報知新聞150周年
×