高知・春野で行われている西武のB班(2軍)キャンプは7日、グラウンドコンディション不良のため屋内練習場でのスタートとなった。
昨季、育成から支配下登録された長谷川信哉内野手と滝沢夏央内野手はキャッチボール、ペッパーでペアを組み、ノックも同じ組で受けた。打撃練習で鋭い打球音を響かた長谷川は「今の実力では(一軍は)難しいと一番に思いました。自主トレでは狙って逆方向に打つ練習に取り組んで形になりつつあるので、キャンプでさらに精度を上げて1軍の投手相手にどこまで通用するか試したいです」と意欲を示した。
60メートルを12秒以内で走るランニングメニュー10本で常にトップだった滝沢は、持ち味のスピードでアピール。「昨季は最初はよかったのですが、試合に出るにつれて考え過ぎてしまいました。今季は自分本来の思い切りのよさを出してレギュラーを取るのが目標です。このキャンプではたくさん練習して走、攻、守すべてレベルアップしたいです」と誓った。