ロッテの7年目右腕・種市篤暉投手が7日、石垣島キャンプでシート打撃に登板。打者6人に計30球を投じ、3安打。20年に受けたトミー・ジョン手術からの完全復活へ、猛アピールを続ける。
20スイング中打たれた安打は3本。それでも力強い直球で空振りも奪い「強い真っすぐを投げるってところで、指にかかるところがすごいよかった。でもまだまだ精度は足りないかな」と振り返った。
19年には8勝を上げた次期エース候補と期待されたが20年9月にトミー・ジョン手術を受け昨季4月に2軍で実戦復帰。昨年8月には1軍復帰し先発も、3回3失点で降板していた。今季は再び先発ローテ復活を目指す右腕は「変化球はもうちょっと決まれば良かったかなと。スライダーは特に緩かったのでそこは次回のブルペンでしっかり調整していければ。とりあえず結果だけを求めて。ローテ摑めるように頑張りたい」と完全復帰へアピールした。