日本ハムのドラフト2位・金村尚真投手が7日、フリー打撃に登板。今キャンプ初めて打者に30球を投げ、ボールが10球、20スイングで安打性は4本だった。
最速146キロの直球と最遅103キロのカーブなど、緩急と制球で打者を崩した。万波、阪口を相手に、球種を予告した中でファウルを8つ取るなど、思うようなスイングをさせず「ゾーンにも強く投げれましたし、真っすぐを待ってるバッターにもファウルとか取れていたので、意外と良かったんじゃないかなと思います」と振り返った。
変化球はカーブ、スライダー、チェンジアップを投げたが、特に目を引いたのは阪口から空振りも奪ったカーブ。「カーブはそんなに自信のある球ではない。練習していたので、プロのバッターにどういう反応をされるのか試してみたいなと思って。意外とタイミングを崩して前に出たりとか空振りを取れたり。真っすぐがとてつもなく速いピッチャーではないので、緩急を使った投球がすごく大切」とうなずいた。
新庄監督も「コントロールの良さを聞いていたのでね」と評価していた。