楽天・則本昂大投手(32)が本拠開幕投手の最有力候補に挙がっていることが6日、分かった。開幕2カード目の4月4日から本拠地に戻り、西武を迎え撃つ。これまで球団史上最多となる7度の開幕投手を務めてきたエースは、楽天モバイルのマウンドで11年目をスタートさせることになりそうだ。
昨年は21試合で10勝8敗とチームで唯一の2ケタ勝利を果たすなど、投手陣をけん引した。自主トレの際には開幕投手について「意識していない」と話していたが、「しっかりローテーションに入って、開幕からチームの一つのピースとしてやりたい」と、大黒柱としての自覚を口にしていた。今キャンプでも初日から連日ブルペンに入り、この日も今キャンプ最多の100球を投げ込み、順調な調整具合を見せていた。
3月30日に日本ハムの新球場・エスコンフィールドで迎える開幕戦は、駒大苫小牧出身の田中将が有力候補に浮上しそうだ。石井監督は「なるべく2月中に決めたい」との方針を示している。