来日が遅れていた楽天のクリス・ギッテンス内野手が6日、沖縄・金武町で行われている1軍キャンプに合流した。
住居のあるテキサス州を襲った大寒波の影響から、飛行機の欠便が相次ぎ第2クールの初日から合流。室内練習場で行われたアップ前の円陣では「また戻って来れてうれしいです。こうして戻ってこられたので、みなさんと頑張りたいのでよろしくお願いいたします」とあいさつ。全体練習には参加しなかったが、キャッチボールやティー打撃などで体を慣らした。
米国では学校や仕事も休まざる得ない状況で、ギッテンスも自宅待機を余儀なくされた。1週間ほどは体を動かすことができなかったというが「全体的に見るとそんなに影響はなかったかなと。その前でしっかりやれていたので」と影響を最小限にとどめた。
昨年は新型コロナウイルスの影響から合流が3月初旬にずれ込み、シーズン中も左手首の故障から21試合で打率2割4分2厘、0本塁打と苦しんだ。オフの期間は、手首の強化と100%の力で振る状態に持って行くことに集中。今季は「(ホームランを)20~30本の間を打てれば」と話し「143試合全て出る。それくらいの気持ちで今年は臨みたい」と決意を込めた。