DeNAのルーキー4選手が沖縄・宜野湾キャンプ初の休日となった6日、マグロの餌やり体験を行った。
ドラフト1位・松尾汐恩捕手(18)=大阪桐蔭=、2位・吉野光樹投手(24)=トヨタ自動車=、3位・林琢真内野手(22)=駒大=、5位・橋本達弥投手(22)=慶大=の4人は、沖縄県国頭郡本部町にあるマルハニチログループ・大洋エーアンドエフ沖縄漁業所のマグロの養殖場に向かった。
4選手は港から船に乗り込み、1・5キロ先の沖合にある、広さはサッカーグラウンドよりもやや小さいくらいのマグロ養殖場へ。約40キロのマグロが1500匹ほど入っているという囲いに向かって、餌やりを行うと目の前で、クロマグロが勢いよく泳ぎながら捕食していた。
港に戻り、釣り上げた145センチ、70キロのマグロを前に記念撮影を行った松尾は「マグロのように足が速くなりたい。足がないですね。マグロのようなスピードで走れるように頑張ります」と意気込んだ。
最後に全員でマグロを試食。吉野は「おいしかった。マグロのように身の引き締まった体を作れるように」、橋本は「マグロらしく動きを止めずに頑張ります」、林は「自分もあんな感じで明日からイキイキと行けたらいいなと思います」と全員がマグロを目指すと、目を輝かせた。
マルハニチロ株式会社は春季キャンプの冠スポンサーを務めている。4月5日のホーム開幕3連戦の第2戦となる巨人戦(横浜スタジアム)では冠試合が行われる予定。