広島の床田寛樹投手が5日、宮崎・日南キャンプ2度目のブルペン投球で直球やパームを含めた全球種を織り交ぜて48球を投じた。
昨年8月の右足関節骨折から完全復活を目指す左腕。ブルペンでは、球団アドバイザーの黒田博樹氏も見守る中での投球だった。
「最後の1球が結構いい手応えがあった。どんどんその確率を上げていければ。(黒田氏からは)『いけるやん』と言われました(笑い)。僕的には、まだまだ全然。周りがすごくいい球を投げているけど、慌てないように」
前日までは「トレーナー指示」で別メニュー調整だった。この日は本隊メンバーに組み込まれ、一部のランニングを除いたメニューをこなした。
「(右足が)痛いというのも今のところはない。このクールはすごい順調にできたのかなと思います」
開幕に照準を合わせ、段階を踏んで調整を進めていく。