ソフトバンク・高橋礼投手が5日、今春キャンプ初の打撃投手を務めて手応えを口にした。渡辺陸、谷川原の打者2人に変化球を交えながら計37球を投じ、安打性の打球は3本に抑えた。課題としている直球に力強さがあり「(スピードガンで)140キロは出ていたと言われた。例年に比べたらスピードが出ていますし、全体的には良かった」と納得の表情を浮かべた。
19年に12勝を挙げ、新人王に輝いた“令和のサブマリン”。しかし、直近2年は故障などで不振に。今オフは米国で自主トレも行い「ここ2年は思ったような成績ではない。アピールが大事」と巻き返しへ意気込んだ。
また、昨季7勝を挙げた左腕・大関も打撃投手をして、今宮、ホーキンス相手に計44球で安打性1本だった。「70、60点ぐらいですかね。もうちょっとストライク率を。悪いわけじゃないので、続けていければ大丈夫かなと思います」と振り返った。