巨人・大久保博元打撃チーフコーチが5日、春季キャンプ第1クールのアーリーワークを総括した。
第1クール最終日のこの日も、宮崎キャンプ恒例のアーリーワークが午前7時にスタート。選手たちは連続ティー打撃に取り組んだ。練習後、大久保打撃チーフコーチは「まずはけが人がなかった。数が振れるようになった。もちろん体力がついているということですよね。結局夏場に体力が落ちるということは練習が足りないということなので。ゲームに行ったときに差し込まれたけどヒットになったとか、出されたけど残れたというのを体感できるように祈るしかない」と総括した。
アーリーワークのMVPを問われると、「マッチ(松田宣浩内野手)ですね」と即答。「異常者ですよ。やらされている練習をいかにやりたい練習に変えるかという人が使える人になる。そういう原則がある。(松田は)いきなりやりたい練習に変えてる。あの人9人いたら毎年日本一じゃないですか。年齢とか関係ないですよね」とベテランのガッツを称賛した。