エディー解任のイングランド、新体制初戦でスコットランドに黒星…ラグビー6か国対抗開幕

新体制の初陣でスコットランドに敗れたイングランド(ロイター)
新体制の初陣でスコットランドに敗れたイングランド(ロイター)

 ラグビーの欧州6か国対抗が4日、開幕した。世界ランキング5位のイングランドは、同7位のスコットランドに23―29で敗れた。W杯フランス大会(9月8日開幕)1次リーグで日本と同組のイングランドは、昨年12月にエディー・ジョーンズ監督を解任。アシスタントコーチだったスティーブ・ボーズウィック氏を昇格させ新体制で臨んだ初戦。本拠トゥイッケナムで手痛い敗戦を喫した。スコットランドは1972年以来の対イングランド3連勝となった。

 イングランドは5―7の前半29分、同29分にハーフウェー付近のカウンターで激走するWTBファンデルメルヴァに5人がかわされトライを許した。同38分のトライ、前半終了直前のPG成功で13―12として折り返した。後半8分にもトライを挙げて20―12とリードしたが、23―22の同34分、左サイドでテンポよくパスをつながれ、ファンデルメルヴァにこの日2本目のトライを決められ逆転を許す。再逆転を狙ったイングランドは試合終盤、敵陣深くでラインアウトのチャンスを得るが得点はできず、最後は密集で相手に絡まれノットリリースザボールの反則を犯してノーサイドを迎えた。

 開幕節のもう1試合は、世界ランキング1位アイルランドが、ガットランド監督が3年ぶりに復帰したウェールズを34―10で下した。

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