東海大の飯沢千翔(4年)が4日、米国マサチューセッツ州のボストン大で行われたボストン大室内招待の男子1マイルで3分56秒01の室内日本新記録で優勝した。2年前にボストンで荒井七海(ホンダ)がマークした3分56秒60の従来の日本記録を0秒59更新した。
1500メートルで日本歴代2位の3分36秒55の自己ベストを持つ飯沢は今春の卒業後、住友電工に進む。8月のハンガリー・ブダペスト世界陸上の参加標準記録(3分34秒20)は、河村一輝が持つ日本記録(3分35秒42)よりも速いが、その突破に向けて弾みをつけた。