【巨人】育成唯一1軍キャンプ抜てきの鈴木大和、支配下昇格へ「全力でやっています」

鈴木大和
鈴木大和

 巨人の育成・鈴木大和外野手が4日、支配下登録へ熱い決意を語った。

 球団の育成選手では唯一1軍スタートとなった50メートル走5秒79の韋駄天(いだてん)は、春季キャンプ4日目を終え、「僕だけ育成という立場で、皆さんとは立場が違うので、全力でやっています」と振り返った。若手選手は練習中にGPS(全地球測位システム)を装着しており、走行距離が把握できるようになっているというが、「僕だけずば抜けて走行距離、走っている距離が多いらしくて」と鈴木大。トレーナーからは「ちょっと抑えるように、けがしてもダメなので、抑えていくようにとは朝言われました」と明かした。

 秋季キャンプでは、通算228盗塁の師匠・鈴木尚広コーチから代走の心構えを説かれ、スタートの切り方や腕の使い方など盗塁に必要な助言を受けていたが、春季キャンプでも「全体的に全てのことを教わっています」と話した。また、「(鈴木コーチが)秋よりも数段良くなっていると言ってくださったので、スタートの切り方だったり、そういったところは良くなってきているとは思います」と順調な仕上がりを示した。

 プロ2年目を迎える今季、目標はもちろん支配下昇格だ。「僕は足をかわれて1軍のキャンプに呼ばれたと思うので、そこでアピールしなければいけない立場だと思ってます。目標は開幕前に支配下になるということですので、まずはそこにむけて来週の紅白戦からアピールしていきたい」と力を込めた。

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