ロッテの山口航輝外野手(22)が3日、“山川トレ”による下半身強化に手応えを明かした。
この日のフリー打撃では、左翼方向やバックスクリーンへも豪快なサク越えを連発し「徐々に良くなってるし、今日のバッティング練習は最高に近い練習だった」と充実感を漂わせた。このオフには西武・山川に弟子入りし、腹部とお尻に力を入れて意識することで打球の質が変わることを教わり、ティー打撃では口で風船を膨らませながら打撃練習。昨オフから取り組んでいるお尻の筋力アップについては「1回、デニムがお尻の真ん中で破れてた。たぶん大きくなったんですかね」とニヤリと笑った。
昨季はキャリアハイの16本塁打をマークしたが、今季の目標は「30本目指してというか、達成します」。俳句を封印した期待の大砲が、5年目のシーズンに大暴れする。(小田原 実穂)