【巨人】戸郷翔征が松坂大輔氏視察の中、NPB球でブルペン「指のかかりを確かめたかった」

スポーツ報知
ファンにサインする戸郷(カメラ・上村 尚平)

 巨人の戸郷翔征投手(22)が3日、宮崎キャンプ2度目のブルペン入りした。3月のWBCの侍ジャパンに選出されている右腕だが、この日はWBC使用球ではなく、NPB球でカーブ、スライダー、フォークを交えて83球。「指のかかりを確かめたかったので、全部(NPB球で)やりました。(WBC使用球は)ある程度投げ込んできたので、出力を上げるためには使わなくていいかなと」と理由を明かした。

 この日は元西武の松坂大輔氏=野球評論家=がブルペンを視察し、原監督とともに熱視線を送った。序盤はボールが高めに浮き、首をかしげる場面もあったが、中盤から変化球を投げ始めると状態が好転。直球の指のかかりや、低めへの制球も安定し「30~40球くらいでやめようと思っていたが、だいぶいっちゃったな、くらいの印象。気分よく投げちゃいましたね」と振り返った。

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