【巨人】ブリンソン、“激似”ウォーカーと「共に主軸を組みたい」…敵をかく乱し、BW砲で引っ張る

スポーツ報知
アーリーワークに初参加し、バットを振り込むブリンソン(後方はウォーカー=カメラ・宮崎 亮太)

 巨人の新外国人、ルイス・ブリンソン外野手(28)が3日、ウォーカー外野手(31)との“激似コンビ”で相手をかく乱させることを予告した。同じ右打者で米国出身、身長もともに196センチ、髪形もドレッドヘアと特徴が驚くほど酷似。ウォーカーから美容院を紹介されるなどすでにいい関係を築いている新助っ人は「僕ら2人ともイケメンだからね。シーズンが進んでも、彼のドレッドヘアと私のドレッドヘアも同じペースで伸びていくので、分かりにくくなるかもしれない」と不敵に笑った。

 チームメートも見間違うほどそっくりだが、打撃スタイルは違う。パンチ力が武器のウォーカーに対し、自身を中距離打者と分析。この日のフリー打撃では「6割5分から7割ぐらいの力」で42スイング。サク越えは3本だったが、感覚を確かめるように広角に打ち分けた。「ウォーカーに対して日本の投手がどういうアプローチをしているのか研究しつつ、自分の良さを出したい」。見た目は同じでも中身が違えば、より相手をかく乱できる。

 この日はグラウンド内外で“日本文化”を体験。初参加した早朝7時からのアーリーワークでは、日本の野球で求められるバントやバスターなど熱心に取り組んだ。さらに練習後にはウォーカーと一緒に節分の豆まきを初体験した。「鬼は無事に外に出て行ったようなので、今年はたくさんの勝利とグッドプレーがあるはず。ウォーカーと共に主軸を組みたい」。ブリンソンとウォーカーのBW砲が今年の巨人打線を支える。

(井上 信太郎)

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