新日本プロレスは1日、初代IWGP世界ヘビー級王者・飯伏幸太(40)の契約期間満了による退団を発表した。
この日、「飯伏幸太選手は、2023年1月31日をもちまして新日本プロレスを退団しましたことをご報告致します。2021年10月より『右肩関節前方脱臼骨折』及び『関節唇損傷』で長期欠場していた飯伏選手ですが、この度、契約期間満了により退団という運びとなりました」と公式ホームページで発表。飯伏は団体側の発表を受け、この日、自身のツイッターを更新した。
「色々な葛藤はありましたが、新日本プロレス様ありがとうございました」とつづると、「自分は契約は更新せずフリーという立場を選ばせていただきました。長いようで凝縮された期間をありがとうございます。感謝しております」と続けた。
その上で「これからは自分の行く 道 を見守っていただけたらと思います! 何が起きるか分からない」と結んだ。
飯伏は今年最初のツイートでも「今年はやるぞー! あと1ヶ月待てば。自由が さぁ、どれをしようかな 1か2か3か4か。さぁ、どれ?」と、1か月後に新日との契約満了を迎えることを示唆していた。
飯伏は連覇を狙った21年10月の「G1クライマックス31」優勝決定戦のオカダ・カズチカ戦でコーナートップからの大技・フェニックス・スプラッシュを仕掛けたもののかわされ、肩と顔面をリングに強打。無念のレフェリーストップ負けを喫した。右肩関節前方脱臼骨折及び関節唇損傷の重傷と診断され、現在もリング復帰がかなわず、リハビリを続けている。