飯伏幸太が新日本プロレスを退団「契約期間満了により」大けがで21年から長期欠場

スポーツ報知
飯伏幸太

 新日本プロレスの飯伏幸太が、1月31日付で退団したことが分かった。1日に公式HPで発表された。

「飯伏幸太選手は、2023年1月31日をもちまして新日本プロレスを退団しましたことをご報告致します」と公表。飯伏は、右肩に負った大ケガのため、21年10月から長期欠場中だった。「2021年10月より『右肩関節前方脱臼骨折』及び『関節唇損傷』で長期欠場していた飯伏選手ですが、この度、契約期間満了により退団という運びとなりました。長らく飯伏選手を応援してくださったお客様には、突然の発表になりましたことを心からお詫び致します。今後の飯伏選手の活躍にご期待ください」とつづられた。

 飯伏は団体側の発表を受け、この日、自身のツイッターを更新した。

 「色々な葛藤はありましたが、新日本プロレス様ありがとうございました」とつづると、「自分は契約は更新せずフリーという立場を選ばせていただきました。長いようで凝縮された期間をありがとうございます。感謝しております」と続けた。さらに「これからは自分の行く 道 を見守っていただけたらと思います! 何が起きるか分からない」と結んだ。

 飯伏は連覇を狙った21年10月の「G1クライマックス31」優勝決定戦のオカダ・カズチカ戦でコーナートップからの大技・フェニックス・スプラッシュを仕掛けたもののかわされ、肩と顔面をリングに強打。無念のレフェリーストップ負けを喫した。右肩関節前方脱臼骨折及び関節唇損傷の重傷と診断され、リハビリを続けていた。

 昨年は他団体への無断参加とその後の自身のツイッターでの団体への批判、暴露発言により新日から選手契約違反を理由とした3か月の減俸10%の処分を受けた。新日との選手契約期間中も1年2か月に渡ってリングに上がれない状態が続いていた。そんななか、昨年行われたテレビ朝日系「プロレス総選挙」では、14位に食い込む健闘を見せていた。

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