平岳大が生島企画室へ所属！生島ヒロシ「サポートが我々の使命」

　俳優の平幹二朗さん、佐久間良子を両親に持つ平岳大が、生島ヒロシが会長を務める「生島企画室」に所属したことが１日、分かった。平はハワイに在住。海外のエージェントと契約しているが、日本での仕事が生島―が窓口になる。

　現在、生島の次男・翔がプロデュースし、平が主演する映画「ＨＵＮＴ」（仮題）の撮影のために来日。中高の後輩にあたる翔と意気投合した。

　平はこの日、ＴＢＳラジオ「生島ヒロシのおはよう定食／一直線」（月～金曜・前５時）にゲスト出演。パーソナリティーの生島ヒロシから「１４光の中で生まれて、なんで暁星高校からアメリカへ行ったんですか？」と聞かれ「サッカーをやっていて、小さい時から相手側の父兄に『あいつは佐久間良子の息子だ』と言われるのは慣れていたんですけど、中学２年生の時に四国へ遠征に行き、なぜかその時は許せなかったんです。帰ってきて『学校やめていいですか？』とアメリカ行きを母に直談判したら『とりあえず、中学は出なさい』って言われて１年待って行ったんです」と答えた。

　平は暁星高校を１年で中退し米国に留学。ブラウン大理学部応用数学科へ進学し、さらにコロンビア大学大学院修士課程に進み、帰国後は外資系企業に勤務した。２７歳で一念発起し俳優へ。両親が共演した舞台「鹿鳴館」でデビュー。その後「篤姫」（２００８年）で徳川慶喜役を熱演するなど注目を集め、「江～姫たちの戦国」（１１年）、「真田丸」（１６年）などＮＨＫ大河を始め、話題作に多数出演している。

　２０年にはオーディションで英ＢＢＣ（英国放送協会）とＮｅｔｆｌｉｘが共同制作したドラマ「Ｇｉｒｉ／Ｈａｊｉ」の主演に抜擢。同年の英国アカデミー賞テレビ部門の主演男優賞にノミネートされるという快挙も達成。現在、ハリウッドの大作など作品５本がスタンバイしている。

　生島企画室は生島が設立し、浅野温子を始めフリーアナウンサー、作家ら１３０人以上が所属するなど爆発的に勢力拡大中だ。生島も「世界を股にかける国際俳優の平さんが、少しでも日本での仕事がしやすいようにサポートすることが、我々の使命です。平さんはとても人格者で、一緒に仕事をしていてとても勉強になります」と謙虚に喜ぶ。平は２日も出演する。