スポーツ用品メーカーの「ニューバランス」は31日、エンゼルス・大谷翔平投手(28)と、契約を結んだことを発表した。大谷は同社を通して「これからも野球人生を続けていく中で、ニューバランスファミリーの一員になれることをとても嬉しく思っています。ニューバランスは、プロダクトが革新的で素晴らしいだけでなく、アスリートが自分らしくいられるような本物のブランドとして知られているグローバルブランドです。彼らとともにゲームチェンジしていけることに興奮しています」とコメントした。
これまではアシックス、デサントと契約して野球用具やトレーニングウェアの提供を受けていた大谷。メジャー6年目を迎え、侍ジャパンの一員としてWBCにも出場する23年シーズンを前に刷新した。すでに大谷のインスタグラムで公開された打撃練習の動画では、同社の打撃用手袋やスパイクを着用していた。
ヘッド・オブ・ベースボールスポーツマーケティングのニール・ブルックス氏は「大谷選手は、様々なスポーツの中でも、我々のファミリーのアスリートの仲間にふさわしい、世代に一人のアスリートです。彼は決して満足することなく、常に自分自身とチームが良くなるように努力を続け、フィールド上でのパフォーマンスでそれを表現しています。わたしたちは、大谷選手と関係を築いていくことで、彼が夢を実現し、その過程で誰もが知るゲームを真に変えるサポートをすることを楽しみにしています」と期待した。早速、人気スニーカーシリーズ「574」モデルとコラボしたスパイクを2月中旬から発売することを発表した。
同社はサッカー男子のサディオ・マネ(バイエルン)、テニス女子のコリ・ガウフ(米国)、男子バスケットボールNBAのカワイ・レナード(クリッパーズ)、女子陸上の田中希実(豊田自動織機)、女子ゴルフの稲見萌寧(Rakuten)らと契約。ヤクルト・村上も昨年、スパイク、ランニングシューズ、トレーニングシューズ、トレーニングアパレルの契約を締結した。