【広島】新井貴浩監督、ファンサービス改革で結束力アップ 本拠地試合後の整列あいさつを敗戦時も実施

スポーツ報知
宿舎入りする新井貴浩監督 (カメラ・馬場 秀則)

 広島の新井貴浩監督(46)が31日、就任1年目のリーグ優勝に向け、ファンサービス改革で“家族”の結束を強めると誓った。今季はこれまで本拠地戦の勝利時だけだった試合後のグラウンド整列あいさつを敗戦時も行うと決めた。「ファンも家族。うれしいときも悲しいときも、全てをファンと共有しながら頂点を目指す」と決意を新たにした。

 この日は選手、コーチらとキャンプ地の宮崎・日南入り。前日が誕生日。「引退して4年間は普通だったけど、こうやって翌日に移動という緊張感ある誕生日が戻った」と引き締まった表情。全体ミーティングでは「“家族”みんなで戦って優勝しよう」と訓示した。

 昨季までは4年連続で大瀬良が務めた開幕投手については「白紙」を強調。大瀬良は昨季終盤に不振に悩み、森下は昨秋に右肘手術からリハビリ中。「今の段階では全く本当に決めていない。動きや表情を感じながら、自分の目で見て、コーチに相談して決める」とした。(畑中 祐司)

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